4/17(土) 早稲田大学競技会5000m反省

六大戦のオープンである早稲田大学競技会に出場してきました。

【結果】

14'19"25 2nd best 19着

1000mlap: 2'47-2'51-2'52-2'53-2'55

400mlap:66"4-67"6-67"5-68"8-68"6-68"7-68"6-68"8-69"3-69"6-70"3-71"0-34"4

ほぼターゲット通りのタイムで走れました。成長が感じられる一方、課題も多く見つかったレースでした。

 

【目的と目標】

目的①:格上が集まるレースでの走り方を考える機会にする

今期は関カレ、個人選手権、全カレで強豪校の選手と渡り合うことを目標にしています。畢竟、格上の選手が集まる中で高いパフォーマンスを発揮することが求められるので、六大学の選手が集まる今回のレースは模擬実践として良い機会でした。

 

目的②:自分の等身大の実力を知る

昨年12月に記録した14'05"87の自己ベストとこれまでのセカンドベスト14'35"84との間には大きな開きがあり、自分の身の丈を測りかねているところがありました。昨年は1本しか5000mのレースに出場せず、その唯一のレースは理由が説明できないくらい良いタイムで走れてしまったので、一度自分の等身大の実力を測る必要があると考えました。そのため、直前月曜日からの練習量を8割程度に減らしただけで、調整らしいことはあまりやらずに練習の流れで臨みました。

 

目標:A14'10~15, B14'20 、10着以内

当たり前のように13分台で走る選手がゴロゴロいる組なので、先頭が見えるくらいの位置でついていき、後半でこぼれてくる選手を拾いながら順位を上げていく展開を構想。A目標が達成できれば13分台へ視界良好、練習状況的にB目標は達成できると踏んでいました。

 

【レース展開】

先頭の10m後方くらいに位置を取り、ひたすら食らいついていく展開。3200m辺りでついていた集団のリズムがグッと上がる感覚があり、動きを対応させることができず引き離されてしまいました。終盤はこぼれてくる選手と競い合いながらもリズムを何とか維持するので精一杯。ラストでショートスプリントに切り替えるほどの余裕もありませんでした。

 

【反省】

〇良かった点と要因

・練習状況通りのタイム

良くも悪くも練習状況からの予想通りのタイムで走れました。レース結果の要因を説明できるようになったという点では、昨年12月より成長していると言って良いでしょう。

 

火or水曜中強度+高強度、土曜高強度、日曜25~30キロの速いジョグ、間の日は15キロくらいのジョグ、というサイクルで回し、怪我をうまく回避しながら練習を継続できています。特に、ポイ練で崩れた動きや乱れた感覚をジョグで修正することを重視していることが、練習とレースの乖離を小さくするのに寄与しているのではないかと考えています。

 

・朝一&格上とのレースで想定通りのタイムが出せた

気にならないくらいの小雨、気温11度前後とコンディションには恵まれましたが、朝8時40分スタート、格上が多いレースであることを考慮すると、そこまで簡単なレースではなかったと思います。

前日も通常通り大学での用事が入っていたので、夜10時に床にはいって朝4時に起き、所沢に移動するスケジュールは少しハードでした。普段夕方に練習するときに比べると身体は動きにくかったです。

また、ハイペースでも集団が大きく、周りとの接触を気にしながら走る必要があったので、その中でも状況に柔軟に対応して想定通りのタイムで走れたことは良かったと思います。

これは性格的な要因を感じます。あまり神経質ではない(悪く言えばいい加減)な性格だと思っているので、前日からのスケジュールや当日の時間帯が多少きつくても「まあ何とかなるさ」と開き直ってレースに臨めました。要因といえるほど根拠のあるものではないですが、多少イレギュラーなことがあっても楽観視できるくらいの余裕(適当さ)が大事だと思っています。

 

〇悪かった点と要因

・動きの硬さ

後から動画を見返してみると、動きの硬さが気になりました。

周りとの距離が近く、接触を気にするあまり動きが硬くなってしまったという印象です。動きの硬さが後半の伸びにも影響しました。普段一人でポイ練をやることがほとんどなので、集団の中に入った時のプレッシャーやストレスとのうまい付き合い方を忘れていました。

 

・位置取り

ほぼ終始2レーンの内側あたりを走っていました。

これも接触を気にするあまり過剰に内側の選手との距離を取ってしまったと見ています(ソーシャルディスタンスが言われる世の中で人との許容距離が長くなったこともあるかもしれない)。レース慣れが必要です。

 

・前日からのスケジュール管理

何とかなったものの、若干の睡眠不足は否めなかったので、レース以前の準備段階でもう少し取り組みを考える必要があると感じました。

前日の用事を早めに終わらせられなかったことが要因であると考えています。金曜日に早めに切り上げられるように、予め用事を前倒しで進めておく必要があったと反省しています。

 

【今後の課題】

・レース経験を積む

位置取りや集団の中でのうまいリラックスの仕方などは経験を積む中でしか身につかないと思うので、今期はレースに多く出場する中で位置取りとリラックス感覚を磨いていきます。

 

【今後】

来月のGGN5000mに出場予定です。開催されることを祈りつつ、13分台を目指して練習に励みます。

 

開催ありがとうございました!