6/24~26 岩手県選手権

お久しぶりです。自分に義務を課さずに気ままに走っていたら記事の間が空いてしまいました。書きたくなったので久しぶりに書きます。

 

 

1.結果

6月24日(金) 10000m 30'25"61 優勝(2連覇)

6月26日(日) 5000m 14'40"84 2位

 

昨年に続き2冠2連覇を目指しました。10000mは連覇達成、5000mは連覇を逃しました。

 

2.直近の練習状況(4月~)

春に就職し、4~5月は生活リズムをつかむことを最優先に考えてレースを入れず、気の向くままに気ままに練習を続けていました。6月末の岩手県選手権と7月頭の記録会にピークを持っていくことを考えると、春にあまり追い込みすぎずに基礎作りに集中したのはピークを遅らせる上でもよかったと思います。

 

3.レースの振り返り

●10000m

1000mlap: 2'52"9-58"9-59"8-3'00"8-2'59"9-3'04"2-07"2-08"2-11"4-03"9

5000mlap: 14'53-15'32

シューズ:AsicsメタLD

朝から雨が強く、レースの前には止んだものの、湿度が非常に高いコンディションでした。

レース前から1キロ3分のペースで押していくプランを立てていました。春先から1キロ3分のペースでの練習は何度も繰り返してきていたので、前半5000mは自身があるものの、暑さがある中、単独で後半5000mどれだけペースを維持することができるかが懸念点でした。

結果、スタートから飛び出す形で単独でレースを進め、前半5000mはプラン通り、後半5000mは脚が止まってしまったものの、何とか先頭をキープして優勝を達成することができました。

●振り返り

とりあえず連覇を達成することができ嬉しいです。

6000~8000mの中だるみを克服しなくては単独での29分台は難しいと感じました。キロ3分ペースの間はスパイクの反発をうまく使えている感覚がありましたが、呼吸と脚が辛くなって回復のためにリズムを落とした途端にスパイクの反発が全く使えず、むしろ身体に負担になっていると感じるようになりました。キロ3以内のペースを維持できる筋力と心肺機能が備わっていないと自分はメタLDを使いこなせないのだと思います。

 

●5000m

1000mlap: 2'44"9-52"6-59"4-3'00"4-03"1

シューズ:Nike zoomドラゴンフライ

10000mの疲労は全く感じませんでした。むしろ刺激が入って動きが軽くなったようにも感じました。

30度近い気温で日差しも強く、ホームストレッチの向かい風が強くて長距離のレースにはかなり厳しいコンディションでした(毎年言っている気がする)。

U20日本選手権3000mと東北高校陸上の1500mと5000mを強烈なラストスパートで制している一関学院の工藤君が出場していました。暑さに怖気づいてスローペースに持ち込んだらラストスパートでひとたまりもなく捻り潰されてしまうのは目に見えていたので、前半から強気でハイペースに持ち込む大逃げの展開に賭けました。

最初の1000mを2'45で突っ込み、じり貧の状態で3000mを8'36で通過したところ、想定通り工藤君にかなり疲れの色を感じました。ただし疲れているのはこちらも同じ。3200m辺りで前に出られ、3秒ほど間が空いてからもラスト1周までは追いつくところまでリズムを上げることができませんでした。完全にお互い満身創痍。工藤君のラスト1周のキレはさすがで、400mだけで7秒差をつけられて2位に終わりました。

●振り返り

昨年ラスト1周で勝った相手に、今度は逆にラスト1周で大きな差をつけられて負けました。もちろん悔しさは残りますが、若い選手の急成長を肌で感じることができて嬉しい気持ちもあります。これが歳を取るということなのでしょうか(まだ25歳)。

結果として負けはしましたが、前半勝負の作戦は正解だったと思います。後半2000mを5'50で粘ることができれば、あわよくば勝利をつかみ取ることができていた、、、かもしれません。ただのたらればですが。純粋な力負けですね。3000m通過8'30に余裕が持てるようにスピードを磨いていかないといけないと感じます。

●総括

厳しいコンディションの中で勝負にこだわって30分前半と14分40秒で走れたので、記録としては割と楽観視しています。コンディションが整えば秋冬頃には28分台&13分台も狙えるんじゃないでしょうか。

2冠2連覇の夢は潰えましたが、これでまた2冠連覇に挑戦する資格を得ることができました。先輩ランナー方の背中を追いかけつつ、成長著しい中高生・大学生の後輩ランナーたちにかつて自分が追いかけていたような強い背中を見せられるよう、大人げなく勝利にこだわりたいと思います。岩手県選手権の優勝者の歴史に何回名前を残すことができるのでしょうか、、、?!

 

4.今後

7月9日絆挑戦会5000m

 目標:13分台~14分10秒

8月20~21日東北選手権5000m&10000m

 目標:2種目表彰台

8月26日北海道マラソン

 目標:2時間20分切り

仕事と暑さはありつつもうまく練習は継続できているので、楽しんで走ることをモットーに次の目標に向けて取り組んでいきます。