5/4(火) 東海大記録挑戦会反省

当初出場予定だったGGNの代わりに、東海大記録会に出場しました。開催してくださった東海大学の皆様、ありがとうございました。

 

【結果】

14'22'92 3rd best 11着

1000mlap: 2'47-2'48-2'50-2'55-3'00

見込み目標タイムより約10秒遅い結果でした。

 

【目的と目標】

目的:速いペースで進むレースの経験を積む

約2週間前の早稲田競技会同様、13分台を狙う速い集団の中で走る経験を積んで今後の関カレ、個人選手権、全カレにつなげていくことを目的としていました。

 

目標:14'10~15、古川さんに勝つ

前回の早稲田競技会での課題点を踏まえ、

・十分な睡眠(夕方のレースだったので生活に余裕が持てました)

・集団での位置取り

に気を配りました。

レース3日前時点であまり調子が良くなく感じ、練習の流れで臨む方針に切り替えたので、そこまで高望みはしていませんでした。連休のおかげで前回よりも体調を整えられたことを踏まえ、前回の14'19より少しタイムを上乗せした見込みでの設定目標です。

院カレで負け、気づいたらチームメイトになっていた古川さんとの勝負も強く意識していました。

 

【レース展開】

13'55で申請した速い組だったので、スタート直後から後ろの方に位置取り、スペースを作って走るのがピッタリはまりました。2'50を切るペースに縦長の集団の後方で3400mほどまで何とか食らいついていきましたが、その後臀部が辛くなり脚が回らなくなって失速。1周72秒ペースまで落ちてしまいました。コクもキレもないレースでした。

 

【反省】

目標設定に対するレース運びやペース配分に間違いはなかったと考えています。現時点での課題として、以下の2点があげられます。

①目標(見込みの実力)と現状(実際の実力)との間に乖離がある

②2'50ペースに余裕を持てない

③お腹が張ってた

 

①は現状での実力を見誤っていたということ。レース前の見込みタイムと実際のレース結果とがほぼドンピシャで合致することに自信を持っていましたが、今回は自分の身体との対話がうまく機能しなかったという印象です。

「身体との対話」という点で考えると、「キロ3分で5000mを走る身体」や「キロ3'10でハーフを走る身体」など馴染みのある身体とは長い付き合いで、何度も対話を繰り返しているので、「この状態ならキロ3分で5000mは余裕」などの見込みは正確に立てられるようになっています。

一方で「キロ2'50で5000mを走る身体」とはまだ知り合ったばかりで、どういう状態ならいけるのかがまだよく分かっていません。練習と14'10で走るレース経験を何度か積む中で正確な対話ができるようになりたいところです。

 

②は身体的な課題はもちろんですが、精神的な面で課題を感じています。

3000m8'30に一つの壁を感じているので、それを上回って通過するとそれだけである種満足してしまい、気持ちが切れてしまうことが多いです。前回の早稲田競技会でも同様でした。

「3000mで8'30を切って走れたなら上出来、来た甲斐はある」と考えてしまう視座の低さを克服する必要があると感じています。

学部4年時にも同様の課題に直面し、当時は2000mでの5'40切りチャレンジに練習で取り組むことで克服したと記憶しています。おそらくその後の5000mでの自己ベスト(14'35)にもつながりました。

視座を高くし、8'30を切って通過しても満足しないメンタルを養うために、今後3000mのTTにも取り組んでいこうと思います。当面は8'20切りが目標です。

 

③は原因がはっきりしていない部分です。1週間ほど前から水2リットル以上を毎日飲むようにしており、この日も同じペースで昼過ぎまで水を飲んでいたので、もしかしたらそれが影響したのかもしれません。あくまで推測ですが…。体調を一定に保つところは日常生活の中で改善していきたいです。

 

 

【今後】

次戦は関カレ。2部と同じレースを走れるので、2部の選手に引けを取らないくらいの戦績を残して東大院の存在をアピールしたいですね。

また、今回は古川さんの状態が良くなかったのか1勝を勝ち取ることができましたが、大舞台で結果を残してきた古川さんなら関カレにはばっちり合わせてくると思うので、二人の勝負の行方も気にかけてもらえればと思います。