1/9(日)ハイテクハーフマラソン反省

あけましておめでとうございます。

修士論文を提出しました。ざっくりと言うと、市民ランナーの研究をしていました。研究内容についてはいずれ紹介できればと思います。

 

 

1.結果

64’44 2nd Best 総合18位

5kmLap:15’16-15’24-15’12-15’26-3’22

 

2.直近の練習状況

(レース(太字)or高強度は赤字、ロングランは青字、中強度は紫字、jogほか低強度は黒字で分類)

12/5 日体長5000m(14’25”87)

12/6~8 rest

12/9 6kjog

12/10 4.7kjog+1k*6(3’30~35)

12/11 距離走30k(ave3’38)

12/12 22kjog(ave4’58)

12/13 rest

12/14 15kjog(ave4’26)

12/15 15kjog(ave4’18)

12/16 fartlek1’*20

12/17 3k(10’19)+2k(6’43)+1k(3’15)

12/18 10kjog(ave4’21)

12/19 駅伝8.0975km(24’17)

12/20 rest

12/21 15kjog(ave4’22)+ランジ補強

12/22 8kTTjog(ave3’46)

12/23 15000m変化走{(1000m:3’05-1000m:3’45)*7+1000m:2’55}

12/24 15kjog(ave4’17)

12/25 rest

12/26 40kjog(ave4’27)

12/27 12kjog(ave4’34)

12/28 rest

12/29 rest

12/30 30kjog(ave4’36)

12/31 17.5kjog(ave4’30)

1/1 rest

1/2 15kjog(ave4’11)

1/3 fartlek400m*20(r1’)

1/4 6kjog(ave4’22)

1/5 14kjog(ave4’05)

1/6 12kjog(ave4’19)

1/7 fartlek(2’-r1’-1’-r1’-1’)*5

1/8 6kjog(ave4’38)

1/9 ハイテクハーフ64’44

 

〇この期間の位置づけ

12月日体長でピークアウトを感じたので、一度身体の状態をリセットし、2月の別大マラソンに向けてジョグをメインにベースを固めなおす期間として位置付けた。修論提出まで1か月を切ってポイント練習のために場所を移動する時間の余裕がなかったので、その点でもこの位置づけが都合が良かった。

 

修論執筆期間のスケジュール感

朝9時過ぎ~夜8時くらいまで研究室にこもっていることが多かったので、夜8時半~9時前後に自宅をスタートして30~60分程度で終わる練習でうまくつないできた。自宅近くに本格的なスピード練習ができる場所がないので、必然的に公道でのジョグが中心になった。

 

〇ジョグ以外

ジョグばかりだと修論を書き終わった後でポイ練を再開したときに身体が対応できないと考え、たまにファルトレクトレーニングを入れるようにした。主に平日、自宅から片道2キロの公園で合計40分くらい。コースがアップダウンしかない、かつ砂地と林間の凸凹道が半分以上を占める場所なのでスピードは出ないが、その分、タイムを気にしないで済むファルトレクが効果的だった。公園までの往復とメニューで1時間程度で終わるので都合が良かった。週末は朝早く起きて30~40kのLSDもやってみた。

 

〇練習時間が長く取れない状況を逆手に取る

今振り返ると、一度トラックシーズンの疲れをリセットしてゆとりを持たせたトレーニングを継続してきたことがうまく働いたと思う。12月の日体長は体力の貯蓄不足と疲労の負債が溜まっていたが、その負債の返済とトレーニングによる稼ぎの収支バランスをうまくプラスになるようにコントロールできたように感じる。練習時間が長く取れない状況を逆手にとり、身体のコンディションを整える期間に充てられたのが良かった。結果として去年の秋口と同等くらいの身体の状態に戻すことができた。

 

3.レースの振り返り

 

〇レースの位置づけと目標

目的:別大マラソンに向けた現状確認

目標:64’40(10k:30’50⇒10k:30’30⇒1.0975k:3’20)

別大マラソンの約1か月前のレースだったので、残り1か月の計画を考える上での現状確認地点として都合が良かった。

力を測れるようなポイント練習は2週間近くやれていなかったが、遊びで出場した12/19の駅伝をavg3’00で走り、12/23の変化走で3’05ペースにかなり余裕があったので、今の実力なら3’05ペースが妥当と見込んでいた。3’05で押し切って65分ちょっとなら見込み通り、レース展開によっては後半ペースアップして64分台後半が出せれば十分、と考えていた。

 

〇レース展開

コンディション:快晴。風はほとんど感じず、スタート時間頃には手袋が要らないと感じるくらいに暖かくなった。

 

スタートは前の方に位置取れたので出遅れはほとんどなかった。普段は5キロごとしかタイムを確認しないが、今回はレースというよりは練習という意識が強かったので、1キロごとにタイムを見て出力感覚との適合具合を確認した。頭で思い描いているより3’05ペースが楽に作れている感覚だった。前半は自分のリズムで走ることを大事にして、他の選手や集団の後ろにつくことは考えないようにした。

 

折り返してからはペースアップを意識したことで少し疲れを感じるようになったので、前を走る選手との間をジワジワ詰めていくことを目標にした。自分の方がペースが速いという確信があったので、一気に間を詰めようとしないことを念頭に置いた。終始自分のリズムを崩さないように意識したことで最終盤まで脚を残すことができた。19キロ以降のタイムは過去最速(ほぼキロ3)だった。

 

〇良かった点

自分のリズムを崩さないように意識し、周りのペースに惑わされなかったことが大きかった。スタートラインに立った時点での自分の実力を過大評価することはできなかったので、良くも悪くも実力相応の堅実なレース運びだったと思う。練習状況や走りの感覚から自分の実力を適切に評価する力は、以前よりも向上していると感じる。

 

〇課題点

事前の想定通りの走りができた点は評価できる。一方で次の目標である62分台を見据えると、まだ地力が圧倒的に足りていないと感じる。今やっていることを継続していく中でできる範囲で質・量ともに高めていくことが必要。走行距離が実力向上に直結するわけではないが、現状は月間600kも走ると1か月で疲労困憊になってしまうので、月間600kを継続しても問題ないような基礎体力をつけていくことが課題になると思う。

 

とはいえ、4月からはフルタイムで働きながら走る市民ランナーになることを考えると、走行距離を稼ぐだけの練習時間がどれだけ確保できるか…という不安はある。今は練習量が必要だと考えているが、いずれ練習量に頼らないやり方にたどり着きたい。

 

4.今後の目標

2/6の別大マラソンで2時間15分切りが目標。初マラソンなのでどこできつくなるかなどの展開が何も想像つかないが、怖いものがない分、存分に攻めるレースにしたい。