5/23(日) 関東インカレ5000m反省
阿部です。エビフライは尻尾まで食べますが海老天の尻尾は残します。
最近就活を終わらせました。5月の後半は就活・修論構想発表の準備・ゼミの発表×2・関カレ・地元の大会の準備とやることが多くて時の流れが速かったです。
他のことにかまけて更新が遅くなりましたが、先週の関カレ5000mの振り返りをしていきます。
【結果】
5/23(日)5000m
14’30”18 3部2位/2人中(2,3部総合24位/出走41人中)
1000mlap: 2’49”9-2’51”0-2’54”2-3’00”8-2’54”4
400mlap: 70”3-65”5-67”8-68”7-68”4-69”4-72”3-72”1-72”9-74”1-67”7-32”7
ラストのスパート勝負に負け、目標の3部優勝は達成できませんでした。
【目標】
古川さんに勝って3部優勝
千葉大院の今江くんが欠場すると聞いたので、今やチームメイトである古川さんに勝って3部優勝、ハーフと合わせて2冠を達成することを目標に据えました。ハーフの疲労はほとんど感じていなかったものの、前半からアクセル全開でいって後半耐えるレース展開に身体が対応できるかは懐疑的だったので、終盤まで古川さんの前を走らずスパート勝負に持ち込む算段でした。
【レース展開】
66秒前後で進むようなハイペースを想定していたので、スタート直後から全体のリズムがかなり遅く感じました。後方の集団が膨らんで走りにくかったのでいつもより積極的に前へ。古川さんが1000mくらいまで先頭を走る想定外の事態に直面して「追いかけないとマズイ」と焦りを感じたことも一つの要因です。
さすがにヴィンセント他留学生選手と強豪校の選手が放ってはおかず、2’50を切るペースまで上げたことでちょっとずつ古川さんがペースダウンしてきたので、あとは追いついてひたすら後ろをついていくだけでした。
ラスト500mあたりで前を走る数名の選手に追いつき、そのまま追い越すかと思いきや一息つこうとしている様子を走りのリズムから感じられたので、勝機はここだと判断してスパート。終始他の選手の後ろで余力を残しながら走ってきた分、自分の方が分があると思いましたが、甘かったです。スパートをかけた直後にすぐに対応しているのが見え、弱気になって攻めきれない中途半端なスパートになってしまいました。ラスト200mからのスプリント勝負に負けて2秒差でゴール。
【振り返り】
感情論を抜きにして見れば、ハーフ中二日でちゃんと「レース」と呼べる内容で走れたのはそれなりの走力と身体の丈夫さ、状態を見極めて修正する力の現れかなと思います。学部4年間自分なりに頑張ったつもりでも、絶好調時の14分35秒までしか伸ばせなかったことを考えると、今回のように手負いの状態、勝負に徹したレースを14分半で走れるなんてずいぶん成長したなと感じます。
自分の身体能力的な部分での課題はたくさんありますが、今回はレース展開を優位に持っていけなかったことが一番の課題であると感じています。古川さんと走力面で大きな差はなく、自分の方が勝負強さという面で一歩遅れを取っていると見ているので、タイマンで勝つにはレースの中で自分の得意な展開に持ち込んでいく必要があります。
自分の走力面での特徴と強みを活かすのであれば、
・ハイペースで飛ばして逃げ切る前半勝負の展開
・ラスト2000mで仕掛けて突き放すロングスパート勝負の展開
のいずれかが良かったのではないでしょうか。
いずれにせよ勝負をレースの最終盤まで持ち込まず、早々に決着をつけることが必要でした。3月の院カレと同じような負け方をしてしまったのは悔しい限りです。
対校戦や選手権から長く離れているので、記録に目を向けず勝負に徹するレースの中での駆け引きの奥深さと楽しさを改めて実感しています。
【今後】
今週末の個人選手権5000mに出場します。学部生も院生も区別なく総合順位がつけられるレースなので、次は組全体での順位を意識したレースにします。組5着以内が目標です。
【総括】
ハーフは5000mのレースを意識して余力を残し、対校得点を確実に取ることに主眼を置いて走ったので、限界まで追い込んでいればハーフ換算64分半くらいで走れたと思います。箱根予選会で62分台を出せるように練習を積んでいきます。
5000mは春先から14’20~30あたりをうろついているのでまだ13分台までは距離を感じています。最近の調子なら状態を整えれば14’10までは持っていけそうです。14’10台をコンスタントに出せるようになればコンディション次第で13分台も見えてくると思うので、個人選が終ったら6~7月を使ってスピード強化に努めていきます。