2021年振り返り

久々の投稿です。簡単に今年の振り返りをしたいと思います。

 

 

1.目標の反省

今年の目標は大きく2つ、

①全カレでの自己ベスト更新

②秋冬シーズンで5000m13分台&10000m28分台

でした。結果は以下の通りです。

 

①全カレでの自己ベスト更新

⇒29'38"81(2nd Best)(PB:29'20"8)

全カレは春頃に要項が出た時点で出場可能性がほぼなくなったと思っていたので、半分諦めていました。資格記録を伸ばせば出場可能性が50%くらい高まると考え、7月末の記録会に照準を合わせたものの、記録会そのものが中止になる事態に。記録を出す期間的余裕がなくなったので全カレを諦め、秋冬シーズンに向けた走り込みに切り替えました。

ところがダメ元でエントリーしたら足切りラインギリギリで通過し、出場が決まったので、急遽9月頭から突貫工事で仕上げることになりました。短期間でやれるだけのことはやりましたが、自己ベスト更新に届かなかったのは春先からのトレーニングの積み重ねが不十分だったことの表れだと思います。

当時のレースの振り返りの詳細は以前の試合反省を参照してください。

https://hyuma-abe.hatenablog.com/entry/2021/09/22/131646

 

②秋冬シーズンで5000m13分台&10000m28分台

⇒未達成

シーズンベストは

5000m:14'12"39(2021/6/5個人選手権)

10000m:29'38"81(2021/9/17全日本インカレ)

でした。

11月に10000m28分台、5000m13分台を狙っていましたが、春先の調子の良さに全く及ばなかったという印象です。

シーズン前半は5000mを14'20~30くらいでコンスタントに走れていたので、コンディションに恵まれる秋冬シーズンで13分台は十分に狙えると見込んでいました。

しかし、秋冬を見据えて仕上げていくには年間計画の組み立て方を誤ってしまったようです。5月の関カレや6月の個人選手権、7月の岩手県選手権と調子を合わせるレースを欲張って増やしてしまったことで、結果としてトレーニングを蓄積する期間が不十分なまま後半シーズンに突入してしまったと考えています。後半シーズン開始時点で既にトレーニング残高のほとんどを使い切っていて、シーズン終盤まで持たなかったというイメージです。

13分台、28分台という大きな目標に学生のうちに届かなかったことには悔いが残りますが、今はこれで良かったと前向きにとらえています。それは、学生のうちしか出られない大会の多くに今年1年で出場することができたからです。記録を目指すことは市民ランナーになってからでもできますが、関カレや個人選手権、全カレなどは来年以降目指すことはまずできません(どこかで思い立って大学院に入り直し学連登録をすれば可能ではありますが…)。

長い目で見て、その時々しかできないことを目指していく競技生活を送りたいと思います。13分台、28分台は40歳くらいまでは目指せるはずです(たぶん)。

 

2.今年得た教訓

 

「目標は欲張りすぎない」

 

ということが、今年1年で学んだ教訓です。

 

一番に成し遂げたいことは何か、焦点を置く対象をはっきりさせ、そこにいたるプロセスをまず最初に組み立てることが大事だと思います。その後で、優先度的に下に来る目標や願望との両立が可能かを検討し、無理なら無理なことを受け入れて諦めるという姿勢を持つことが必要です。頻繁にレースに出ていても息切れすることなくどんどん成長していく、エネルギーに満ち溢れた成長期の中高時代とはもう心身ともに違うのですから。欲張っても全てを手に入れられるほどのエネルギーはもうありません。でも成長することは諦めず、牛歩の精神で一歩ずつやっていこうと思います。

 

 

「来年のことを言えば鬼が笑う」と言いますので、来年の目標などは来年になってから書きたいと思います。

 

それでは、良いお年を!