6/24~26 岩手県選手権

お久しぶりです。自分に義務を課さずに気ままに走っていたら記事の間が空いてしまいました。書きたくなったので久しぶりに書きます。

 

 

1.結果

6月24日(金) 10000m 30'25"61 優勝(2連覇)

6月26日(日) 5000m 14'40"84 2位

 

昨年に続き2冠2連覇を目指しました。10000mは連覇達成、5000mは連覇を逃しました。

 

2.直近の練習状況(4月~)

春に就職し、4~5月は生活リズムをつかむことを最優先に考えてレースを入れず、気の向くままに気ままに練習を続けていました。6月末の岩手県選手権と7月頭の記録会にピークを持っていくことを考えると、春にあまり追い込みすぎずに基礎作りに集中したのはピークを遅らせる上でもよかったと思います。

 

3.レースの振り返り

●10000m

1000mlap: 2'52"9-58"9-59"8-3'00"8-2'59"9-3'04"2-07"2-08"2-11"4-03"9

5000mlap: 14'53-15'32

シューズ:AsicsメタLD

朝から雨が強く、レースの前には止んだものの、湿度が非常に高いコンディションでした。

レース前から1キロ3分のペースで押していくプランを立てていました。春先から1キロ3分のペースでの練習は何度も繰り返してきていたので、前半5000mは自身があるものの、暑さがある中、単独で後半5000mどれだけペースを維持することができるかが懸念点でした。

結果、スタートから飛び出す形で単独でレースを進め、前半5000mはプラン通り、後半5000mは脚が止まってしまったものの、何とか先頭をキープして優勝を達成することができました。

●振り返り

とりあえず連覇を達成することができ嬉しいです。

6000~8000mの中だるみを克服しなくては単独での29分台は難しいと感じました。キロ3分ペースの間はスパイクの反発をうまく使えている感覚がありましたが、呼吸と脚が辛くなって回復のためにリズムを落とした途端にスパイクの反発が全く使えず、むしろ身体に負担になっていると感じるようになりました。キロ3以内のペースを維持できる筋力と心肺機能が備わっていないと自分はメタLDを使いこなせないのだと思います。

 

●5000m

1000mlap: 2'44"9-52"6-59"4-3'00"4-03"1

シューズ:Nike zoomドラゴンフライ

10000mの疲労は全く感じませんでした。むしろ刺激が入って動きが軽くなったようにも感じました。

30度近い気温で日差しも強く、ホームストレッチの向かい風が強くて長距離のレースにはかなり厳しいコンディションでした(毎年言っている気がする)。

U20日本選手権3000mと東北高校陸上の1500mと5000mを強烈なラストスパートで制している一関学院の工藤君が出場していました。暑さに怖気づいてスローペースに持ち込んだらラストスパートでひとたまりもなく捻り潰されてしまうのは目に見えていたので、前半から強気でハイペースに持ち込む大逃げの展開に賭けました。

最初の1000mを2'45で突っ込み、じり貧の状態で3000mを8'36で通過したところ、想定通り工藤君にかなり疲れの色を感じました。ただし疲れているのはこちらも同じ。3200m辺りで前に出られ、3秒ほど間が空いてからもラスト1周までは追いつくところまでリズムを上げることができませんでした。完全にお互い満身創痍。工藤君のラスト1周のキレはさすがで、400mだけで7秒差をつけられて2位に終わりました。

●振り返り

昨年ラスト1周で勝った相手に、今度は逆にラスト1周で大きな差をつけられて負けました。もちろん悔しさは残りますが、若い選手の急成長を肌で感じることができて嬉しい気持ちもあります。これが歳を取るということなのでしょうか(まだ25歳)。

結果として負けはしましたが、前半勝負の作戦は正解だったと思います。後半2000mを5'50で粘ることができれば、あわよくば勝利をつかみ取ることができていた、、、かもしれません。ただのたらればですが。純粋な力負けですね。3000m通過8'30に余裕が持てるようにスピードを磨いていかないといけないと感じます。

●総括

厳しいコンディションの中で勝負にこだわって30分前半と14分40秒で走れたので、記録としては割と楽観視しています。コンディションが整えば秋冬頃には28分台&13分台も狙えるんじゃないでしょうか。

2冠2連覇の夢は潰えましたが、これでまた2冠連覇に挑戦する資格を得ることができました。先輩ランナー方の背中を追いかけつつ、成長著しい中高生・大学生の後輩ランナーたちにかつて自分が追いかけていたような強い背中を見せられるよう、大人げなく勝利にこだわりたいと思います。岩手県選手権の優勝者の歴史に何回名前を残すことができるのでしょうか、、、?!

 

4.今後

7月9日絆挑戦会5000m

 目標:13分台~14分10秒

8月20~21日東北選手権5000m&10000m

 目標:2種目表彰台

8月26日北海道マラソン

 目標:2時間20分切り

仕事と暑さはありつつもうまく練習は継続できているので、楽しんで走ることをモットーに次の目標に向けて取り組んでいきます。

 

院カレと大学院陸上の振り返り

2021年度が終わり、明日から新社会人になるのを前に、先週の院カレと大学院2年間の陸上の振り返りをしたいと思います。

 

 

1,院カレ振り返り

【結果】

14'27"39 3位

 

【総括】

東北大の松浦に勝つことが優勝の必要十分条件であると考え、徹底的にマークしたうえでレースを進めました。前半を古川さんが、中盤から最終盤までを松浦が引っ張る形でレースが展開されたので、自分にとってかなり有利な条件なはずでした。3人の集団の後ろにぴったりついて様子を眺め、仕掛けのタイミングを見逃さずにばっちり対応することができていたと思います。仕掛け始めの一瞬の動きの変化がしっかり見えていたし、それが見えるくらいの集中力と動きの余裕を持ち合わせていました。それでも、頭と身体が共に充実した状態の中にあっても、二人の背中には遠く及ばなかったのが現実です。

 

七大の同期である松浦には、同じトラックレースを走ってついに1勝もすることができませんでした。5000mPBは100分の1秒差、10000mとハーフPBはだいぶ開きがあり、傍から見ると5000mでの実力は同等と思えるかもしれません。しかし、タイムには現れない「強さ」を彼は持ち合わせています。学部時代の七大戦で競い、全日本や出雲での彼の走りを見る中で、「速さ」とは全く別種の得体のしれない「強さ」を見せつけられてきました。今回のレースでもその「強さ」をまじまじと痛感させられました。おそらく今回のレースを100回やり直しても100回負けていたことでしょう。

 

2021年度は古川さんと同じレースを走ることが多くなりました。記録会から関カレ、箱根予選会など数多くのレースを共にし、勝てたのはわずか1勝のみ。それも唯一の勝利は古川さんが不調で早々に自滅したレースだったので、あまり勝った気がしない後味の悪い勝利です。学生ラストレースで勝って締めくくりたい、という気持ちを強く持っていましたが、ここも遠く及ばず。見た目上は文字通りあと一歩のところまで迫りましたが、その一歩先の世界に行くのに必要なものは数えきれないほどあると感じました。

 

二人に追いつくことができれば、一段先の「強さ」を手に入れることができると確信しています。学生陸上は終わりましたが、追いかける背中が目の前にある限り、走る道に終わりはないんだと思います。

熱い気持ちにさせてくれた今年の院カレに深く感謝します。

 

2,大学院陸上の振り返り

簡単にこの2年間をまとめて終わりにします。

 

【PB変化】

5000m:14'35"84(2019.9)⇒14'05"87(2020.12)

10000m:30'24"18(2019.9)⇒29'20"8(2020.11)

ハーフ:65"11(2019.10)⇒63"48(2020.10)

 

【総括】

今年度は1種目もベストを更新できませんでした。学生ラストシーズンの今年度は、春から残り少ない勝負レースで結果を残すことに注力していたため、記録会シーズンに余力を残すことができなかったと分析しています。欲を言えば学生のうちに13分台や28分台を出したかったし、得意なハーフも62分台まで伸ばしたかったという気持ちがあります。ただし、関カレや個人選手権、全カレでベストなレースをすることを主目標に据えつつ、後半シーズンで記録も狙うだけの実力や練習が自分には不足していました。手にできなかったものは数え上げればきりがありませんが、その中でも、求めて手にできたものがあることが自分の支えになっています。

 

大学院2年間はスピードを高めて「全カレ出場」を目標にしていました。今年度は春先から学部時代のPBを上回る14'10~30辺りの記録を連発できていたので、この2年間で少しは成長できたのかなと思います。

 

明日から社会人になり、同時に市民ランナーとしての長い道のりを歩み始めます。今シーズンはとりあえずはのんびりトレーニングを続け、6月末の岩手県選手権、8月末の北海道マラソンで結果を出すことを目標に取り組んでいきます。終わりのない道の先でどんな景色を見ることができるのか、今から楽しみです。

 

 

3/13(日)日本学生ハーフ振り返り

 

1.結果

64’18 2nd best 総合70位

Lap: 15’15-15’19-15’15-3’18

 

2.直近の練習状況(別大マラソン以降)

(高強度orレースは赤字、ロングランは青字、中強度は紫字、jogほか低強度は黒字で分類)

 

2/6 別大マラソン(2:29:11、30k通過1:36:26)

2/7~9 rest

2/10 8.7kjog

2/11 9kjog(ave5’01) / 8kjog

2/12 walk,石段ダッシュ

2/13 8kjog(ave5’35) / walk10k

2/14 15kjog(ave4’40)

2/15 fartlek1’*10

2/16 14kjog

2/17 2000(5’59)+400*3(69-66-65)+200*3(31-32-31) / 8kjog(ave4’57)

2/18 11.6kjog(ave3’42)

2/19 6.8kjog(ave4’38)

2/20 男女混合駅伝5区2k(5’40)+14kjog(ave6’42)

2/21 25kjog(ave5’10)

2/22 rest

2/23 1k*10(3’10~2’52)r200

2/24 15.4kjog(ave4’42)

2/25 15.2kjog(ave4’25)

2/26 5000*2(15’04-14’45)+10kjog(ave5’17)

2/27 1k*10(3’30)+27.3kjog(ave5’03)

2/28 rest

3/1 5kjog

3/2 rest

3/3 22.7kjog(ave5’09)

3/4 9kjog(ave4’31)

3/5 12000m変化走(1000:2’45-10000:31’06-1000:2’47)+200*3

3/6 ロング走21.4k(ave4’00)

3/7 15kjog(ave4’38)

3/8 16.5kjog(ave4’44)

3/9 15.2kjog(ave4’35)

3/10 6000mPR(18’22)

3/11 10kjog(ave4’39)

3/12 rest

3/13 日本学生ハーフマラソン64’18

 

〇レースの位置づけ

12月頭の日体長以降は2022年の夏頃にピークを持っていくことを念頭に置き、3月末までを基礎再構築期、4月~7月上旬までを実践的トレーニング期という計画を組んでいる。そのため、今回の学生ハーフはジョグをメインとした基礎的トレーニングの流れの中で、現在地点を把握するためのレースとして位置付けていた。

 

〇練習の流れ

別大マラソンは練習不十分で挑んでしまったため、差し込みに耐え切れず30k以降で見事に撃沈した。ただ、最後まで脚を使い切れなかったことが幸いし、想定していたよりも回復に時間がかからなかったので、2月下旬の男女混合駅伝に向けたトレーニングを早く再開することができた。トラックシーズンに向けて徐々にトレーニングでの出力を上げていく時期でもあったので、混合駅伝の2キロという短い距離は絶好の機会だった。

 

フルマラソン前は速くても1k3分の出力までしか上げていなかったので、2/17の練習は相当にきつかった。2000m6分で指の先まで痺れて血の味がした。この日の刺激とレース補正とで混合駅伝は無難なタイムに収まったものの、肺への負担が大きすぎてレース後3日間くらい喘息のような状態に陥った。この時期の状態だけ見ると学生ハーフは65分台が関の山のように思われたが、混合駅伝を通じたスパルタリハビリをきっかけに一気に身体の状態が上がり、2/26の5000*2、3/5の12000m変化走を想定以上のタイムでこなすことができた。

 

3.レースの振り返り

〇調子と目標

調整せずに学生ハーフに臨むつもりだったが、2/26と3/5の練習の出来が良かったので、直前1週間の練習量を少し落とし、多少状態を整えて臨むことにした。感覚的には良ければ63分台、悪くても64分半くらいに収まると見込んでいた。

 

目標:A 63分台、B 64分半

学部生時代の箱根予選で4回、学生ハーフで1回走ったことのあるコースとほとんど変わらないコース。今までは公園内に入ってからのアップダウンに多少なりとも苦しめられてペースダウンするレースを繰り返してきたので、公園内を含む後半でどれだけペースを維持することができるかをテーマに据えた。

 

〇レース内容

コンディション:やや曇り、風はほとんど感じない。走る格好で待機していても全く苦ではないくらいの心地よい暖かさ。

 

持ちタイムがそこそこ上の方(63’48)だったため、2列目辺りからスタートすることができた。覆いかぶさってくる大きな人の流れにうまく乗りつつ、落ち着いて自分のリズムを作ることを意識して1kを通過。感覚的には3分で、実際タイムも3分ちょうどだったので調子の良さを確認できた。あとは5kごとにタイムを確認するにとどめ、時計に頼らないで自分の感覚を頼りに一定のリズムでレースを進めた。

 

5kごとの順位変動は以下の通り。

5k/240位⇒10k/174位⇒15k/113位⇒20k/74位⇒finish/71位

(出典)

 

公園に入るまでにどれだけ余力を残しておけるかが重要になることを経験的に知っていたので、前半10kは突っ込んでいる周りの若い選手に流されず、ベストな出力配分で走ること以外に余計なことは何もしないように心掛けた。結果、最初の10kが30’34、次の10kが30’26とほぼ変わらないラップを刻み続ける一方で、順位は常に上がり続けていた。どれだけ多くの選手が後半苦しんでいたかが見て取れよう。

 

〇良かった点

・レース内容について

ハーフマラソンでうまく走れたと感じる時はいつも、出力配分が絶妙にはまる感覚がある。いうなれば最適なマイペースが功を奏している。体力を水の量で例えると、水を放出する量を一定に保ち、ゴール地点で容器がちょうど空になるイメージだ(もちろんゴール後歩いたりする程度の余力はあるが、それはいわば「別腹」である)。勝負を目標にしたレースであればベストな戦い方はまた変わってくるだろうが、現状ベストのタイムで走ろうと思ったらこの走り方がベストだと思う。蛇口を緩めすぎずかつ締めすぎない、絶妙なバランスを身体で感じ、見極めることが重要である。

 

普段は基本的にトレーニングとしてLTでのペース走をやることはほとんどない。LTでのペース走はある程度走力がついたらメインの練習として取り組むには効率があまり良くないと考えている。代わりに、シーズン中であればHIIT(高強度インターバル)、基礎構築期であればLTよりも遅い速度でのロングペース走(12~16kくらい)に取り組むことが多い。LTでのペース走はハーフのレース直前に数回だけ、ハーフの出力感覚の調節と記録の見込みを立てることを目的に取り組む。今回の学生ハーフでは3日前の6000mPRがそれにあたる。時計は使うが、走っている間は一度も見ない。時計を見てしまうとちょっとしたペースの変動が気になってしまい、出力感覚に意識を集中させることができなくなってしまうからだ。今回はラップが3’02~05に収まり、ave3’03~04という結果になったので、この時点で悪くても64分半、調子がさらに上がれば63分台もあり得るか、という見込みが立った。実際にレースではほぼ見込み通りの記録に収めることができた。

 

記録にこだわるレースであれば、最適な出力配分でベストなタイムが出せるように、普段のトレーニングから出力感覚に意識を向けることが重要であると思う。

 

・長期的なピーキングについて

2月末頃から一気に調子が上がってきた。要因を特定することは難しいが、12月初めの日体長以降、2月の上旬までの約2か月間、身体を追い込むような強いトレーニングをほとんどやってこなかったことが起因しているのではないかと思う。12月は修論が忙しくジョグメインでたまに近所の公園で軽いファルトレク、1月に修論が終わってからはポイ練を再開してすぐに肉離れを起こし、回復とリハビリのジョグに時間を使っている間に別大マラソンが巡ってきた。フルマラソンに向けた準備としてはあまりにも不十分であったと言わざるを得ないものの、この時期に昨シーズン中に溜まった疲労を抜き、のんびりトレーニングを積んできたことが功を奏したのだと思う。2月末頃から全身のバネを強く感じて自分が思っている以上に軽い走りができるようになった。1年の長いスパンでピーキングを考え、トレーニングの期分けをすることが重要であると改めて気づかされた。

 

〇課題点

1月のハイテクハーフ(64’44)に続いて安定したタイムで走れてはいるものの、自己ベスト(63’48)更新、63分半という目標にはまだ距離があると感じる。1k3分でハーフを走ることが必要だから、まだ1kあたり3秒近く差がある。現状感じている課題を列挙すると以下の通りだ。

 

・臀部の筋力が弱い

 きついところからリズムを上げようとしても、臀部が固まってしまって動かせなくなる。

・肩甲骨周りと胸郭の柔軟性が足りない

 腕が少し横に触れてしまうため、胸郭が十分に開かない。それにより重心移動がスムーズにいかず、胸が開かないので呼吸が十分にできていない。

 

基本的に身体が硬いので改善が必要。その上で、HIITや臀部周りの補強で臀部の筋力と稼働性を高めることが今後の重点課題である。

 

結局のところ今までやってきたことを繰り返すに過ぎないわけだが、課題点を意識するのとしないのとでは後の結果に雲泥の差が生まれると思うので、課題は常に意識してこれまで通りのトレーニングを継続していく。

 

4.今後

レース予定と目標:

3/26 院カレ5000m⇒優勝

6月末 岩手県選手権⇒5000m,10000mでの2冠2連覇

7月 ホクレンディスタンス⇒13分台or28分台

8/28 北海道マラソン⇒2時間20分?(夏レース走れるかわからん)

 

来週には大学院生の全国大会、通称「院カレ」がある。

https://incolle.wordpress.com

今年は14分一桁の選手が自分含め4名、14’10~30辺りも4名程いるので、熾烈な優勝争いになることが予想される。昨年は古川さん(東大院D1)にラストでかわされて2位に終わってしまったので、今年こそ優勝して学生ラストレースを飾りたい。

 

4月以降は就職するので、新しい生活スタイルに慣れるまではあまりレースを意識せずにのんびりやっていきたい。7月のホクレンディスタンスと8月末の北海道マラソンに出ようと思っているので、7~8月あたりにピークを持っていけるように、4~6月はベース作りをメインに取り組んでいくつもり。

 

来週の院カレ後には、早めに振り返りのブログを投稿できるように頑張ります。できれば3月中には書き上げて新年度を迎えたいですね、、、。

初マラソンを経て:所感

初マラソンを終えて現時点で感じたことを、できるだけ記憶が新しいうちに記しておこうと思います。

練習の流れや反省などはまた別に記事を立てて書きます。

 

結果は2時間30分をちょっとだけ切る、2時間29分11秒(手元)でした。

30キロ地点までは目標である2時間15分を見据えて3'12~15/kのペースを刻み、実際そのペースが心地よくて余裕も感じていたので、「このまま最後まで押し切って2時間15分も夢じゃない」と考えていました。その認識が甘かったことを30キロからの12キロで痛感しました。

 

31キロ地点でスペシャルドリンクを摂取した後、急激に差し込みに襲われてしまい、途中止まって痛みの緩和を試みる場面もありました。一度止まってしまったが最後、寒さも相まって脚が固まってしまい、再び走り出してからは1キロ4分半程度のジョグのようなペースでしか走ることができませんでした。完全に脚が止まってしまいました。

 

30キロまで攻めた結果なので後悔はしていません。とは言え、終盤に後ろから来た選手にどんどん抜かれて置いていかれるのは気持ちの良い体験ではありませんでした。

 

初マラソンを経験して、フルマラソンハーフマラソンや5000mなどと同様に「長距離走」とカテゴリー化される競技であるものの、フルマラソン以下の距離のレースとは全く異なる競技であると感じました。特に30㎞以降は、ハーフマラソンの距離を専門に練習と経験を積むだけでは対応できないと感じます。

 

競技者として自身の走りに悔しさを感じる一方、ようやく多くの市民ランナーが経験している「フルマラソン」という一つのイベントを身をもって経験できたことに喜びを感じています。身体的には非常に苦しく、走り終わった後も立っているのがやっとというのが比喩的表現でも過剰な表現でもなくリアルな状況であることを踏まえると、「またフルマラソンを走りたい!」という気持ちにはなれませんが、フルマラソンという過酷な距離を誰かと共に走るということの面白さややりがいを感じています。

 

また、マラソンを走るということが、ただ走って身体を鍛えれば良いというものではないということも思っています。自分の身体的なレベルがまだまだ不十分であるのは間違いありませんが、どの集団につくか・今のペース配分は適切か・給水やエネルギー補給は十分か・天候などの外的コンディションに見合ったレース運びができているか…などなど、パフォーマンスを上げるために必要な要素が限りなく含まれているのがフルマラソンの面白さであると今は感じます。

 

 

今後70年近く続く(願望)マラソンランナーとしての第一歩を踏み出した今日という日に感謝して。

1/9(日)ハイテクハーフマラソン反省

あけましておめでとうございます。

修士論文を提出しました。ざっくりと言うと、市民ランナーの研究をしていました。研究内容についてはいずれ紹介できればと思います。

 

 

1.結果

64’44 2nd Best 総合18位

5kmLap:15’16-15’24-15’12-15’26-3’22

 

2.直近の練習状況

(レース(太字)or高強度は赤字、ロングランは青字、中強度は紫字、jogほか低強度は黒字で分類)

12/5 日体長5000m(14’25”87)

12/6~8 rest

12/9 6kjog

12/10 4.7kjog+1k*6(3’30~35)

12/11 距離走30k(ave3’38)

12/12 22kjog(ave4’58)

12/13 rest

12/14 15kjog(ave4’26)

12/15 15kjog(ave4’18)

12/16 fartlek1’*20

12/17 3k(10’19)+2k(6’43)+1k(3’15)

12/18 10kjog(ave4’21)

12/19 駅伝8.0975km(24’17)

12/20 rest

12/21 15kjog(ave4’22)+ランジ補強

12/22 8kTTjog(ave3’46)

12/23 15000m変化走{(1000m:3’05-1000m:3’45)*7+1000m:2’55}

12/24 15kjog(ave4’17)

12/25 rest

12/26 40kjog(ave4’27)

12/27 12kjog(ave4’34)

12/28 rest

12/29 rest

12/30 30kjog(ave4’36)

12/31 17.5kjog(ave4’30)

1/1 rest

1/2 15kjog(ave4’11)

1/3 fartlek400m*20(r1’)

1/4 6kjog(ave4’22)

1/5 14kjog(ave4’05)

1/6 12kjog(ave4’19)

1/7 fartlek(2’-r1’-1’-r1’-1’)*5

1/8 6kjog(ave4’38)

1/9 ハイテクハーフ64’44

 

〇この期間の位置づけ

12月日体長でピークアウトを感じたので、一度身体の状態をリセットし、2月の別大マラソンに向けてジョグをメインにベースを固めなおす期間として位置付けた。修論提出まで1か月を切ってポイント練習のために場所を移動する時間の余裕がなかったので、その点でもこの位置づけが都合が良かった。

 

修論執筆期間のスケジュール感

朝9時過ぎ~夜8時くらいまで研究室にこもっていることが多かったので、夜8時半~9時前後に自宅をスタートして30~60分程度で終わる練習でうまくつないできた。自宅近くに本格的なスピード練習ができる場所がないので、必然的に公道でのジョグが中心になった。

 

〇ジョグ以外

ジョグばかりだと修論を書き終わった後でポイ練を再開したときに身体が対応できないと考え、たまにファルトレクトレーニングを入れるようにした。主に平日、自宅から片道2キロの公園で合計40分くらい。コースがアップダウンしかない、かつ砂地と林間の凸凹道が半分以上を占める場所なのでスピードは出ないが、その分、タイムを気にしないで済むファルトレクが効果的だった。公園までの往復とメニューで1時間程度で終わるので都合が良かった。週末は朝早く起きて30~40kのLSDもやってみた。

 

〇練習時間が長く取れない状況を逆手に取る

今振り返ると、一度トラックシーズンの疲れをリセットしてゆとりを持たせたトレーニングを継続してきたことがうまく働いたと思う。12月の日体長は体力の貯蓄不足と疲労の負債が溜まっていたが、その負債の返済とトレーニングによる稼ぎの収支バランスをうまくプラスになるようにコントロールできたように感じる。練習時間が長く取れない状況を逆手にとり、身体のコンディションを整える期間に充てられたのが良かった。結果として去年の秋口と同等くらいの身体の状態に戻すことができた。

 

3.レースの振り返り

 

〇レースの位置づけと目標

目的:別大マラソンに向けた現状確認

目標:64’40(10k:30’50⇒10k:30’30⇒1.0975k:3’20)

別大マラソンの約1か月前のレースだったので、残り1か月の計画を考える上での現状確認地点として都合が良かった。

力を測れるようなポイント練習は2週間近くやれていなかったが、遊びで出場した12/19の駅伝をavg3’00で走り、12/23の変化走で3’05ペースにかなり余裕があったので、今の実力なら3’05ペースが妥当と見込んでいた。3’05で押し切って65分ちょっとなら見込み通り、レース展開によっては後半ペースアップして64分台後半が出せれば十分、と考えていた。

 

〇レース展開

コンディション:快晴。風はほとんど感じず、スタート時間頃には手袋が要らないと感じるくらいに暖かくなった。

 

スタートは前の方に位置取れたので出遅れはほとんどなかった。普段は5キロごとしかタイムを確認しないが、今回はレースというよりは練習という意識が強かったので、1キロごとにタイムを見て出力感覚との適合具合を確認した。頭で思い描いているより3’05ペースが楽に作れている感覚だった。前半は自分のリズムで走ることを大事にして、他の選手や集団の後ろにつくことは考えないようにした。

 

折り返してからはペースアップを意識したことで少し疲れを感じるようになったので、前を走る選手との間をジワジワ詰めていくことを目標にした。自分の方がペースが速いという確信があったので、一気に間を詰めようとしないことを念頭に置いた。終始自分のリズムを崩さないように意識したことで最終盤まで脚を残すことができた。19キロ以降のタイムは過去最速(ほぼキロ3)だった。

 

〇良かった点

自分のリズムを崩さないように意識し、周りのペースに惑わされなかったことが大きかった。スタートラインに立った時点での自分の実力を過大評価することはできなかったので、良くも悪くも実力相応の堅実なレース運びだったと思う。練習状況や走りの感覚から自分の実力を適切に評価する力は、以前よりも向上していると感じる。

 

〇課題点

事前の想定通りの走りができた点は評価できる。一方で次の目標である62分台を見据えると、まだ地力が圧倒的に足りていないと感じる。今やっていることを継続していく中でできる範囲で質・量ともに高めていくことが必要。走行距離が実力向上に直結するわけではないが、現状は月間600kも走ると1か月で疲労困憊になってしまうので、月間600kを継続しても問題ないような基礎体力をつけていくことが課題になると思う。

 

とはいえ、4月からはフルタイムで働きながら走る市民ランナーになることを考えると、走行距離を稼ぐだけの練習時間がどれだけ確保できるか…という不安はある。今は練習量が必要だと考えているが、いずれ練習量に頼らないやり方にたどり着きたい。

 

4.今後の目標

2/6の別大マラソンで2時間15分切りが目標。初マラソンなのでどこできつくなるかなどの展開が何も想像つかないが、怖いものがない分、存分に攻めるレースにしたい。

 

 

2021年振り返り

久々の投稿です。簡単に今年の振り返りをしたいと思います。

 

 

1.目標の反省

今年の目標は大きく2つ、

①全カレでの自己ベスト更新

②秋冬シーズンで5000m13分台&10000m28分台

でした。結果は以下の通りです。

 

①全カレでの自己ベスト更新

⇒29'38"81(2nd Best)(PB:29'20"8)

全カレは春頃に要項が出た時点で出場可能性がほぼなくなったと思っていたので、半分諦めていました。資格記録を伸ばせば出場可能性が50%くらい高まると考え、7月末の記録会に照準を合わせたものの、記録会そのものが中止になる事態に。記録を出す期間的余裕がなくなったので全カレを諦め、秋冬シーズンに向けた走り込みに切り替えました。

ところがダメ元でエントリーしたら足切りラインギリギリで通過し、出場が決まったので、急遽9月頭から突貫工事で仕上げることになりました。短期間でやれるだけのことはやりましたが、自己ベスト更新に届かなかったのは春先からのトレーニングの積み重ねが不十分だったことの表れだと思います。

当時のレースの振り返りの詳細は以前の試合反省を参照してください。

https://hyuma-abe.hatenablog.com/entry/2021/09/22/131646

 

②秋冬シーズンで5000m13分台&10000m28分台

⇒未達成

シーズンベストは

5000m:14'12"39(2021/6/5個人選手権)

10000m:29'38"81(2021/9/17全日本インカレ)

でした。

11月に10000m28分台、5000m13分台を狙っていましたが、春先の調子の良さに全く及ばなかったという印象です。

シーズン前半は5000mを14'20~30くらいでコンスタントに走れていたので、コンディションに恵まれる秋冬シーズンで13分台は十分に狙えると見込んでいました。

しかし、秋冬を見据えて仕上げていくには年間計画の組み立て方を誤ってしまったようです。5月の関カレや6月の個人選手権、7月の岩手県選手権と調子を合わせるレースを欲張って増やしてしまったことで、結果としてトレーニングを蓄積する期間が不十分なまま後半シーズンに突入してしまったと考えています。後半シーズン開始時点で既にトレーニング残高のほとんどを使い切っていて、シーズン終盤まで持たなかったというイメージです。

13分台、28分台という大きな目標に学生のうちに届かなかったことには悔いが残りますが、今はこれで良かったと前向きにとらえています。それは、学生のうちしか出られない大会の多くに今年1年で出場することができたからです。記録を目指すことは市民ランナーになってからでもできますが、関カレや個人選手権、全カレなどは来年以降目指すことはまずできません(どこかで思い立って大学院に入り直し学連登録をすれば可能ではありますが…)。

長い目で見て、その時々しかできないことを目指していく競技生活を送りたいと思います。13分台、28分台は40歳くらいまでは目指せるはずです(たぶん)。

 

2.今年得た教訓

 

「目標は欲張りすぎない」

 

ということが、今年1年で学んだ教訓です。

 

一番に成し遂げたいことは何か、焦点を置く対象をはっきりさせ、そこにいたるプロセスをまず最初に組み立てることが大事だと思います。その後で、優先度的に下に来る目標や願望との両立が可能かを検討し、無理なら無理なことを受け入れて諦めるという姿勢を持つことが必要です。頻繁にレースに出ていても息切れすることなくどんどん成長していく、エネルギーに満ち溢れた成長期の中高時代とはもう心身ともに違うのですから。欲張っても全てを手に入れられるほどのエネルギーはもうありません。でも成長することは諦めず、牛歩の精神で一歩ずつやっていこうと思います。

 

 

「来年のことを言えば鬼が笑う」と言いますので、来年の目標などは来年になってから書きたいと思います。

 

それでは、良いお年を!

9/17(金)全日本インカレ10000m反省

【結果】

29’38”81 2nd Best 15着

 

5000mlap; 14’33-15’05

1000mlap; 2’53-2’53-2’54-2’53-2’58-2’53-2’58-3’04-3’07-3’02

 

【練習の振り返り】

(ポイント練習のみ)

7/22 クロカン20k

7/23 400*15(r200) 71~72”

7/24 クロカン14k

7/30 6400m変化走 3000m:9’02-3000m:10’36-400m:71”

8/1 ロング走21k(avg4’30)

8/5 ロング走23k(avg4’24)

8/7 (1000+1000)*10+1000 (3’10+3’40)*5-(3’05+3’40)*5-2’45

8/8 12kPR 3’40

8/9 クロカン25k(avg4’13)

8/10 400*5*3(r200,setr400) 72”~68” +6000PR(3’30)

8/13 2k*3(r2’) 6’50

8/19 400m変化走*8(200m:34”-200m:46”)

8/24 2000*3(r2’) 7’10 +6000PR(3’30)

8/25 1200*3(R7’) 3’19-3’17-3’17

8/28 3000mTT(8’27)+5000PR(3’25)

8/31 400*7(r200) 65~64” /1500*4(4’44-4’50-4’30-4’09)

9/7 2000*4(r400) 5’56-5’53-5’53-5’53

9/11 5000+3200+1000 (16’15-9’34-2’58)

9/14 1000*3(r400) 2’54-2’51-2’52

 

〇時期的位置づけと練習計画

元々10月以降の秋冬シーズンを見据え、7月下旬~9月中旬は秋以降に向けたベースアップの時期として位置付けていた。その中で

7月下旬~8月上旬:量重視で出力を意識的に抑える(ジョグメイン、クロカン、ロング走、ロング変化走)

8月中旬~9月中旬:少しずつ出力を上げる(ショートインターバル、レぺ、TT)

の大きく二つの時期に分けて計画を組んだ。

 

ところで、今回の全カレはコロナ禍の影響でターゲットナンバーが定められ、狭き門がさらに狭まってしまったため、ギリギリB標準を切った程度の自分に全カレ出場権が与えられるとは全く思っていなかった。足切りされるのを承知の上でダメ元でエントリーしたら運良くターゲットナンバーギリギリで通過することができた。

出場が決まったのはレース2週間前だったため、当初の計画を前倒しして急ピッチでレースに向けて仕上げていくことになった。地力の高さと直前の調整力を試される状況だった

 

〇計画の結果と反省

計画の消化率は7割程度。

疲労状況を楽観視していた

・ワクチンと気候変動による体調不良(トータル1週間程度)

・左外頸骨の古傷の悪化(断続的)

の主に3つが影響した。

1つ目は計画を立てる時点でのミスではあるが、そのほかの2つは(ワクチンの副反応は読めないが)計画遂行の中で多少は防ぎようのあるミスだった。計画の9割程度は達成して然るべきだったと思う。

 

短期集中で練習を詰め込む時期を2回ほど設けた。事前の計画では詰め込みの後は疲労とうまく付き合いながら軽めのポイ練とジョグでつなぎ、1週間ほどで立て直してポイ練の強度を戻していく想定だった。だが、想定よりも疲労がうまく抜けずにポイ練を回避し、ジョグの量も減らす結果になってしまった。疲労を抜く技術と努力が不足していた

 

7月末はワクチンの副作用で、8月中旬は急激に涼しくなった影響で体調が優れず、ジョグもまともに積めない空白の時期が生まれた。ワクチンは読めないので仕方のない部分はあるが、季節の変わり目の体調不良は自己管理不足が露呈した。

 

9月頭には7~8月にクロカンをガンガン走った頃から気になっていた左外頸骨の古傷が痛み出し、付随して左の腓腹筋も痛めてしまい、ノーラン4日、前後の様子見の軽いジョグで3日の計1週間ほど対応に時間を取った。クロカンを走る量と頻度が外頸骨のキャパを超えていたことが一因としてある。また、外頸骨が痛む根本的な誘発因子が何なのか、痛むのを防ぐためにはどの筋肉を鍛える必要があるのか・動きを変える必要があるのかを追究できていないことも、今回レース前の大事な時期に余計な時間を要してしまう結果につながった。

 

7月末~9月頭の計画消化率はイマイチだったものの、レースに向けて仕上げることになってからの調整はうまくいったと思う。レース6日前はキロ3で3000mを走るのでも精一杯だったことを考えると、今回のレースは練習の成果を十分に発揮した結果だったと評価している。

 

【レース内容と振り返り】

6400m辺りまでは第2集団にピッタリくっついてレースを進めた。4000~5000mで集団のリズムが少し落ちた後、5000~6000mで再び1周69秒のリズムに上がったところで脚を使ってしまい、6400m辺りから集団から離れ始めた。7000m辺りまではじわじわ差を広げられつつも何とか粘れたが、徐々にリズムを保つことが難しくなり、3’04-3’07-3’01と尻切れトンボでレースが終わった。終盤は全く良いところがなかった。

 

2’53ペースが思った以上に楽だった。6000mまでは1周69秒のリズムを保つのがそれほど苦ではなく、余裕をもって走れるペースが向上していることを実感した。ただ、きついと感じ始めてからの落ち幅はPB(29’20”8)を出した時よりも大きかったように思う。今回の仕上がりだと最適なペース配分はキロ2’56(=ゴールタイム29’20)だったと思うが、そのペースの集団はなかったことを考えると、第2集団の2’53ペースについていくのが今回の最適解だった。レースの運び方に誤りはなかったと思う。8000mまでついていくことができれば一瞬でも日本人トップ争いに加われたかと思うと悔しい気持ちになる。

 

【今後】

箱根駅伝が終わった後、次に見据えた目標である「大学院で全カレ出場」を達成することができ、とりあえずは満足している。次は学生のうちに5000m13分台、10000m28分台を出すことを目標に、残りの学生陸上に取り組んでいく。

 

今回中盤までついていた第2集団は28’50~29’00辺りで固まってゴールした。28分台を出すにはあの集団に最後までついていく必要があると考えると、28分台にはまだだいぶ距離があると感じる

HIITが足りず乳酸を生成する能力が不足していたことが後半失速の一因であると考えられる。来月の箱根予選会と秋冬の記録会に向けてHIITに重点的に取り組んでいけば13分台と28分台に近づけるかもしれない。

 

今日は絆記録挑戦会の5000mに出場する。全カレに向けて上げた調子はまだ維持できていると感じるので、2’48前後でレースを進めて自己ベスト(14’05”87)更新、最低限14’15でまとめたい。